『鉄の骨』 池井戸潤 [本]
ゼネコン ・ 談合
重苦しいテーマですが、主人公は入社数年目のさわやかな青年。
軽く恋愛も絡ませてあってサクサクと読み進められました。
NHKの土曜ドラマhttp://www.nhk.or.jp/nagoya/tekotsu/intro/index.htmlでは
主人公は小池徹平。 (本読んでても小池徹平しか浮かんでこない(笑))
でもドラマはこの原作にかなり変更を加えてあったんですね~。
ドラマはドロドロと重い。他企業の談合担当者が自殺するし…
私は原作の方がいいかな。
「談合」ってどーいうことか知るのにも原作の方が頭に入った気がします。
マネーロンダリング(賄賂の資金洗浄)もへぇぇぇこーいう方法もあるんだ~っておもしろかったし
検察官の苦悩も描かれていて、とても興味深かった。
あ、主人公の恋人が迷いつつも自分の生き方の軸を固めていく姿にも好感持てました。
そうそうそれから
主人公の先輩役がドラマではカンニング竹山で、今ひとつ冴えない役柄だったんだけど
原作では超かっこいいんですよ。
まぁ。見た目はカンニング竹山なんですけどね(笑)
ここまでかっこよくキャスティングしてもらえばよかったのに。残念だったね~って
ちょっと同情してしまいましたw
とにかく、うん。本が重くて持ち運びに苦労しましたけど(笑)おもしろかったです。
タグ:NHK
2010-11-15 21:00
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