『さよならドビュッシー』 中山七里 [本]
おもしろかったっ!
あ、でも…しまったなぁ(>_<)
読む前にいろいろ見なきゃよかった。
「なになに?大どんでん返しがある?」
そう思って読んじゃうから大どんでん返しにも驚けなかったよ(>_<)
「まぁ、あり得るよね…」って思っちゃって。
ん~~それに「シューマンの指」に比べたら大どんでん返しの衝撃は小さいかな…(;^_^A
でも音楽に関しては
「シューマンの指」は高尚すぎて難解すぎてチンプンカンプンだったけれど
こちらはもう少し私にも理解が可能かも…と思われてくれる。
曲もベートーベンのピアノコンチェルト「皇帝」
ショパンのエチュード、ドビュッシーの「月の光」と「アラベスク」
「皇帝」とかショパンとかはともかく(笑)
ドビュッシーは弾けるなら弾いてみたいと思いますもの。
にしても、主人公が16歳の少女であるし、作者のお名前からして女性だと思っていたら
あら!まぁ!男性!
それも壮年の会社員の方!http://allatanys.jp/C004/L0008M0060S0602TE004.html
ご本人は音楽の素人とおっしゃっていますがご子息が音楽の道へ進まれているとのこと^^
なるほど~
そしてわたしにとってなによりだったのは舞台が名古屋であったこと^^
川の名前に「えっ?」
通りの名前に「えっ?えっ?」
地名に「まぢっ?」
殺人現場となってしまう神社は残念ながらフィクションのようだけど…。
高校もフィクションだわね。でもネーミングが地元民なら「ムハハ」と笑える(笑)
でもリアルに「愛知県芸術劇場のコンサートホール」は私も何回も行っているし
「しらかわホール」は残念ながら行ったことがないけれど
是非是非行ってコンクールを想像したいし
この目で客席の椅子を確認しなくちゃ^^
(地元が舞台ってこんなにうれしいのね(笑))
中山七里氏の他の作品も読んでみよう^^
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