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『海街diary』 吉田秋生 [comic]

 

海街diary 1 蝉時雨のやむ頃

海街diary 1 蝉時雨のやむ頃

  • 作者: 吉田 秋生
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2007/04/26
  • メディア: コミック
海街diary 2 (フラワーコミックス)

海街diary 2 (フラワーコミックス)

  • 作者: 吉田 秋生
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2008/10/10
  • メディア: コミック
海街diary 3 陽のあたる坂道 (フラワーコミックス)

海街diary 3 陽のあたる坂道 (フラワーコミックス)

  • 作者: 吉田 秋生
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2010/02/10
  • メディア: コミック

吉田秋生ってね、ダメだったんです。
ずーっとずーっと前に読んで あ、こりゃあかん…って

ん~~なんというのか世界が違いすぎるというのか
こちらも受け止められないし
拒絶されてるような感じがしちゃって…。
(私に受容体がないんだろうなぁ…)

だから…ページを繰る手が最初は重かったんですけど

今はねこの3冊が愛おしくてね
貸していただいて読んだんだけど、これは自分のそばにも置いておきたくて。

そして鎌倉へ行ってみたい。
行ったら姉妹に会えそうな… (んなわけないんだけどw)
笑ってたり喧嘩してたりしそうなんだよね^^

彼女たちに寄り添いたいっていうより
彼女たちにそばにいて欲しい。そんな気持ちになる。

私は彼女たちのようにしなやかではないけれど
でも、それを責められたりしない。
彼女たちの 恋、 周りの人たちへの想い、仕事に対する姿がとても好き。

ありがとうございます。
この本に出会えて本当によかった。


コメント(2) 

コメント 2

つるこ

じーんとくる感想有難うございます!
こう言ってもらえる瞬間が嬉しくて、せっせと好きなマンガを人に薦めてしまうのです。

長女が患者の家族の限界を責めない台詞が、自分の中では特に印象深くって。
半身不随で回復の見込みがない祖父と10年接してきて分かったのは
家族がどこかでギブアップしてしまう現実でした。
こういう目線でいてくれる看護士さんや介護士さんがいるのかと思うだけで
患者の家族は少し許された気持ちになります。
自分も薄情だと思わず、その人の範囲はここまでなのだと思う様にしなくてはと、随分影響を受けました。
(基本短気なんで考えるより先に怒ってたりする訳ですが)

ところで吉田秋生苦手だったんですね!
すみません、苦手な作家さんとか先に伺っておくべきでした。
『ラヴァーズ・キス』は朋章がどういう状況なのかが分かるので
『海街~』を読む前に読んでいただきたいなーと思って入れておいたのですが
まだ未読で読みづらかったらやめて下さって結構ですよ。
『海街~』の世界にさして影響ありませんから。

鎌倉は色んな作品の舞台になるので、すぐ行きたくなります(笑)
『海街~』の鎌倉ガイド本もありますので、こちらも次回お貸ししますね。
by つるこ (2011-01-13 00:48) 

kuroneko

つるこさん
本当にありがとうございました!
「ラヴァーズ・キス」は海街の前に読ませていただきました。
あ~吉田秋生、やっぱりダメかなぁって(笑)
同じような傷を負ってない自分には届かない世界だなぁ…って

その後海街を読みにかかって、まぁ!ビックリです^^
朋章のことも噛み砕いて描かれていて私にも近づける存在となっていましたし^^

つるこさん、10年ですか…。そうだったんですね…。

私は1巻2巻で母娘の関係がずっしりと来ました。
姉妹と母親の関係とは全く異なりますが、
自分の母との確執を思い起こし、悶悶とし、
でも読み進むうちに「流せる部分はサラッと流せばいいのかも」と
気持ちが楽になっていきました。
姉妹のようには器の大きくない自分も見えてきますが…。


3巻のエンゼルケアの話は「死」への感覚が
クルッと180度ひっくり返りそうになりました。

次女が単なるお茶くみOLで終わりそうにないのもうれしくてたまりませんし
三女のあのつかみ所のない癒しも好き。

3巻読み終わった晩、久しぶりに涙が止まらなくて困りました^^

さぁ、サンドイッチを狙うトンビをバッグでバシッとはたいて
毅然と立ち上がって歩き出したいな^^


本当にありがとうございました。
鎌倉ガイド本も是非是非よろしくお願い致します^^
by kuroneko (2011-01-13 22:23) 

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