『ガールズ・ブルーⅡ』 あさのあつこ [本]
ガールズ・ブルー〈2〉 (teens’ best selections)
- 作者: あさの あつこ
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2009/08
- メディア: 単行本
のどに小骨が刺さったように主人公たちが私の中で抵抗している。
自己主張が強くて。それもずっとずっと続いていて
私はそれを飲み込めない。
私に消化されてしまうことを拒んでる。
とあるレビューで大学生の女の子が書いていた。
「落ちこぼれ高校の…」
「でも将来を真剣に考える姿には敬意すら感じる」
なんて なんて 上から目線。
この本の中にはそんな人物は出てこない。
彼女らをさげすむ目は意図的に排除されている。
あ…私だって濃い化粧の女子高生が馬鹿笑いしている集団は避けたいから
彼女らに寄り添うことはできないけれど…。
彼女らが心配で仕方ない。
あまりにもストレートで…。
彼女らは強い?そう?そうかしら…。
だったらよいのだけれど… でも…。
この本。本当に彼女らに寄り添える子達は読むんだろうか。
読んで欲しい子は 読めるんだろうか。
タグ:あさのあつこ
2010-12-14 21:31
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