『感応連鎖』 朝倉かすみ [本]
非常に強い力で惹きつけられて一気に読み切る。
帯にある言葉
体重100キロの16歳が「夢の娘」になるまで。
うーん…ちょっと違うな。
でもこの体重100キロの墨川節子の登場が最初であったから
尚更惹きつけられたんだと思う。
尚更惹きつけられたんだと思う。
『女達』の話。
女でなきゃ書けない女達。
結局一回りして元に戻るようなすっきりしない終わり方。
女の話だからね…。
あぁいやだ。あぁだから「女は嫌なんだよ」と思わず顔をしかめたくなる。
でもこういう話だから尚更…
私の中で「澱」になってずっとずっと残るんだと思う。
『田村はまだか』より数倍ね…。
タグ:朝倉かすみ
2010-06-09 22:01
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