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『パエトーン』 山岸涼子

漫画家山岸涼子氏が原子力発電について非常な危機感を持って描かれた作品
『パエトーン』(1988年)が一つの問題提起としてWEB上で無料公開されています。

http://www.usio.co.jp/html/paetone/index.html

私は山岸涼子さんの作品、厩戸皇子(聖徳太子)が主人公の
日出処の天子 (第1巻) (白泉社文庫) がとても好きなのですが
夢の世界であり、感覚を非常に重んじた作品なので『パエトーン』は意外でした。

でも、こうやって現実にもがっつり真正面からぶつかれる人。
地に足をつけた普通の感覚を大事にする人だからこそ
魅力的な作品が描けるんでしょうね。

にしても…
これほどはっきり描いて、大丈夫だったんだろうか?
圧力はかからなかったんだろうか?嫌がらせは?
出版社は大丈夫だったんだろうか?
とちょっと心配してしまいました(>_<)

 

それから…
今私は、
小出裕章氏の隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ
であるとか
高木仁三郎氏のプルトニウムの恐怖 (岩波新書 黄版 173)
これらを読んでいるのですが難しくて(;^_^A

山岸涼子さん、資料をたくさん読んですごく勉強されたんだなとそこも感心しています。
(やっぱ一流の漫画家は違うな~~)

あ~私も本を読もう!

 

 

 

 

 

願いは単純なことなんだ…
人間として人間らしく生きていきたい。
普通でいいから平穏に生きていきたい。


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