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『竜馬がゆく<1>』 司馬遼太郎 [本]

竜馬がゆく〈1〉 (文春文庫)

竜馬がゆく〈1〉 (文春文庫)

  • 作者: 司馬 遼太郎
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1998/09/10
  • メディア: 文庫

30年ぶりぐらいの再読(笑)
いや~~やっぱおもしろいっす。
まだ<1>しか読んでませんけど。

しかし龍馬伝の福山龍馬とこちらの竜馬は別人ですね。

こちらの竜馬は他人から見れば「馬鹿か?」と思わせるものがあり
且つ本人もコンプレックスを抱いている。
それが愛嬌にもつながり、人の心を溶かす根本にもなっているけれど
福山龍馬に「馬鹿か?」という雰囲気は皆無ですからね~。

こちらの竜馬を演ずるとすれば…今だと…誰だろう?
長瀬智也か?馬鹿になりきれるところ とか 微妙な間の巧さ とか?ガタイいいし…
なんてね、想像したりしてこれもまた楽しいです。

他、生瀬勝久の吉田松陰は年取りすぎだろう!とか(笑)
渡辺いっけいの千葉重太郎は(年齢は横に置いておいて)、雰囲気そのまんまだなぁ とか(笑)
ニヤニヤしながら一人突っ込んでます。

 


特に「竜馬がゆく」は読みやすい歴史小説ですが
あらためて、うまいな~って感心しています。

登場人物が魅力的だし、
ちりばめられた歴史の要所要所がすんなり入ってくる。

当時の光景も、
作者も見ていないのにこちらの目の前に浮かんでくる。

当節、銀座と言っても往来は三人手をつないで歩けば両側の二人は軒下というほどにせまかったが
p.406

はい…私の頭の中には速攻で3人が手をつないで当時の銀座の往来にたたずんでるんですよ(笑)

まだまだ先は長いけど楽しみたいです^^


 

えーっと…タイムスリップできたら(笑)
竜馬に会いたい。西郷隆盛にも会いたい。
二人が成し遂げたことじゃなくて
この二人がどれだけ人間として魅力的だったのかを見たいんだよな~(笑)


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