1Q84 BOOK3 [本]
1と2は一気に眠る時間も惜しんで読破したのだけれど
BOOK3は静かに少しずつ読み進めました。
物語も静かに少しずつ進行していたし
読み終えてしまうのが寂しかった。
村上春樹ってそんなにたくさん読んでるわけじゃないけど
モヤモヤがいっぱいあって、いっぱいある本ほど
ずーっとずーっとなんか残っていて、なんかあるたび思い出す。
今回はある種のハッピーエンドだけれど
でも不安を残してのハッピーエンドだし
牛河の頭髪1本がいったい1Q84に何をもたらすのか知りたくて知りたくて
やっぱりモヤモヤがどわ~っと残ってる。
それから気になっていること…。
国境の南、太陽の西 (講談社文庫) でもなんだけど
描かれている真実の恋愛の始まりが思春期前、性に目覚める前の出会いなのは
なんなんだろうなぁ。
これも問題定義 か?
とにかく死ぬまでこの本を読んだことは
私の中から消えていかないだろうな…。
タグ:1Q84
2010-04-30 21:42
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