のだめカンタービレ 最終楽章 前編 [映画]
観てきました。
以下ネタバレ&感想です
いきなりですが…
チャイコの『1812年』 !
演奏会の単なる1プログラムではなく
マルレオケの再生の成否の掛かる重要な曲という位置づけそのもの!
技術と気合いと思い入れのこもったまさに渾身の演奏。
泣きながら
あぁ、こんな演奏を聴いたら立つよ!ブラボーと叫んで立つよ!
そう思っておりました。
これは原作には無い曲ですが
よかった!
先日のゲルギエフ-マリインスキーでは大太鼓で代替された部分が
ほんまもんの大砲でした(笑)
いや、パリの街中であり得んでしょうが(笑)
あぁ~~こういうイメージなんだな~って^^
娘が前情報で
「なんかねぇ『1812年』って言う曲?それが15分くらいあるんだって。
そんなの聴いてられるかなぁ。飽きちゃうかなぁ」
って心配していたのですが
「よかった!あの曲よかった!全然時間なんか気になんなかった!」
といっておりました(笑)
『バッハのピアノ協奏曲第一番』もよかった!
あの緊迫感たまらんなぁ~^^
この曲知らなかったんですがきちんと聴きたいです!
ラン・ラン演奏の『モーツァルトのトルコ行進曲』も
やはり独特でしたが素敵^^
そして何より、千秋の指揮が上手くなっていました^^
実は…ドラマでの千秋の指揮は…見るのが苦痛^^;
演奏なさる方がご覧になってどうなのかは分かりませんが
あぁこの指揮だったら気持ちがいいよ!
のだめじゃないけど「ふぉぉぉっ!」ってみとれてました^^
玉木君がんばったねぇ^^
そしてBGMっ!
あぁ、やっぱり『エルガーのエニグマ』 (エニグマ変奏曲 第9変奏曲)っ!好きっ! (エニグマ関連日記)
この曲こそ「相手を尊敬してそれが自分に返ってくる」
そのものを感じさせてくれます^^
ドラマのヨーロッパ編では千秋の指揮コン優勝の場面で使われていましたが
今回はマルレオケが再生をたどる過程で^^
いい場面で使われてるんですよね~
チャイコの『悲愴』も一部がBGM的に使われていたのですが
そこから『マーラーの5番』 (マーラー交響曲第5番第4楽章)へ流れていくのです。
切なく苦しい…。 (マーラー5番の関連日記)
そして最後エンドロールはもちろん『ラプソディ・インブルー』なのですが
これまたしっかり聴かせる聴かせる。
のだめをほんの少ししか知らないダンナも
のだめの良さを最近認識した娘も堪能していました。
私もできるならもう一度映画館で観たい。
大きなスクリーンでいい音のシャワーを浴びたい^^
ストーリーは原作をずいぶんはしょっていましたが
それは仕方ないとして
上野樹里ちゃんもベッキーもかわいかった^^
ウェンツもフランクにしか見えない(笑)
なだぎのテオもまぁ納得だし(笑)
谷原章介の松田さんがまた面白い(笑)
あぁとにかくよかったです!
もう一度観たいな~~!
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