ラン・ラン [音楽]
そういえば日本に最初に来たパンダは ランランとカンカンでしたね。
ランランは女の子だったと思うけれど
ラン・ランは 中国の男性ピアニスト。
http://www.universal-music.co.jp/classics/artist/langlang/langlang.html
同じく中国の男性ピアニスト、しかも同い年（1982年生まれ）で
ショパンコンクールで優勝した ユンディ・リ はちょっとイカしたお兄さんだけれど＾＾
ラン・ランはもっと素朴なお兄さん＾＾
でも演奏中の表情は一度見たら忘れられない。
彼はここで演奏しているけどでも彼の心はすべて音楽の世界にある。そんな表情。
たまに協奏曲演奏中にオーケストラの人たちを
目を見開いて「カッ」っと見てるけど
でもそれは「誰か」を見てるんじゃなくて演奏で描いてる世界を見てるんだろうな…。
しかし、見られてるオケの人たちはどぎまぎしないかな？なんて思うんですけどね(笑)
少し前BS2で放送していた「ラン・ラン アット シェーンブルン宮殿」を見ました。
美しいシェーンブルン宮殿の前で メータ指揮のウィーンフィルと共演。
ショパンのピアノ協奏曲２番
あたしゃ、この曲も知らないし、何かしながら片手間にきいてよか…
ぐらいに思ってたんですが
最初のピアノの１音で釘付けにされてしまいました。
すげぇ、ラン・ランすげぇっ！ってずっとずっと心の中で叫びどおし(笑)。
ラン・ランってちょっとごついお兄さんだけど
なんでこんなに柔らかくて繊細？
あぁ、この人、神様がこちらの世界によこした人なんじゃないの？
普通の人が越えられない壁をいとも簡単に一歩で飛び越えてる。
すげぇっ！って…＾＾
そして２度目に見たときもやはりテレビの前から動けず
今度は涙を流したりしておりました。
ラン・ランは歌っているのですよね。
心の中で歌っている。その歌が私に響いてくるのです。
アンコールでは超絶技巧的な曲を弾いたけれど
私は彼が心で朗々と歌う曲が好きなようです。彼の風貌も表情も好き＾＾
音楽を演奏するって…
歌を歌うことなんだな…って改めて思いました。
心の中で歌い上げてそれを楽器にのせてこちらに伝える。
技術だけじゃないよね。ってやっぱり思う。
協奏曲の第１楽章が終わったとき。
あ？れ？拍手がおこった(笑)
ちょっとビックリ(笑) あれ？これで終わりなの？って思っちゃった(笑)
ウィーンのお客さんが？？？
有り なの かな？
