初 クラシックコンサート(4) [コンサート]
初クラシックコンサート (1) (2) (3) (4) (5)
さて、2曲目はお目当てのラフマのピアコン2番
辻井さんは指揮者のウラディーミル・スピヴァコフさんに
エスコートされて登場です。
思ったよりも唐突に始まる曲(お、お、もう始まるっ!(笑))
そして始まってからはもう、辻井さんが全盲でらっしゃることなど忘れていました。
第1楽章と第3楽章はいつも聴くCD音源より
オケの音が大きめでピアノの音を拾いにくかったんですが
それは天井に一番近い隅っこの席と私の耳の悪さかな?(笑)
あぁ~でも
うわぉ!弦が一斉に動いたよ!
知らなかったよっ!この音の出る瞬間ってこんなんなのかっ!
とか
うぉい、シンバル~~っ!この曲こんなにシンバルが活躍してたんだ!
とかわくわくしっぱなし(笑)
い、いかん…と思いつつ 身体が自然に少し揺れていたと思う。
ご、ごめんね。つるこさん、そしてお隣の方…。
でも何より第2楽章。今まで果てしない回数、CD聴いてきたけれど
ただ静かな楽章としか理解できなかった私。
違うよ!
ピアノとオケの会話だったんですね。
ピアノが語りかけ、木管が答える。
木管が語りかけ、ピアノが答える。
こんなに美しい語り合いの楽章だったんですね!
そして
おさまらぬ満場の拍手の中、辻井さんのアンコール^^
静かな曲。
日の光がサラサラと流れ落ちてくるような。
木漏れ日?緑の葉が風にそよいで柔らかい光を落とすような。
そんな光景がふぅっと目の前に浮かんできました。
初めて、辻井さんの目が見えないことに気がつき
あぁ、辻井さんは何を思い浮かべてこの曲を弾いてらっしゃるのだろうか。
なんで辻井さんがご覧になれないものを私は辻井さんの演奏で思い描くんだろうか…
そんなことを思いました。
気持ちよかった^^
(アンコール曲は ショパンの子守歌)
辻井さんありがとうございました。
これからの益々のご活躍!楽しみにしています!
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スピヴァコフさんにエスコートされて辻井さんが舞台を引き上げる時
コントラバスの方が道を空けるべく、すっと椅子を動かしてくださいました^^
コントラバスさんどうもありがとう^^